セシウム原子時計の誤差について現在、時間の定義は、セシウム原子というものを使ったある数値で定義されている、と聞きます。 ということは、セシウム原子時計で測る時間というのは定義そのものなので、狂うほうがおかしいという気がします。しかし、実際に日本や世界の標準時は、複数の原子時計で測った平均の値を使っているし、セシウム原子時計は、「10万年に一秒くらいの誤差がある」、とも聞いたことがあります。 ということは、やはり、セシウム原子時計は、一台一台で、10万年に一秒くらい、なんらかの要因で表示する値が相対的に狂う可能性がありますよ、ということが認識されている、ということだと思うのですが、これって何が狂うのですか? (1)セシウム原子が発生させる周期が、セシウム原子一個一個あたり、じつは微妙に違う、あるいは経時で微妙にずれたりする (2)(1)の数字は、絶対に、何があっても、ビタ一文狂うことは無い。ただ、一台一台の原子時計には、それを計測・検出して、出力する機構があり、その検出・出力の過程に誤差または経時変化要因がある。 私が思いつくのはこの二つですが、どちらなんでしょうか。 またはこれら以外にありうるのでしょうか。 また、(2)の場合、その検出・出力の仕組みは、たとえば原子時計を作っているメーカーが複数あって、そのメーカーの実力ごとに精度に差があったりするのでしょうか。それとも、ある一つのメーカーが、この地上と宇宙に存在する全ての原子時計を作って各国に配っている?あるいは、「原子時計の規格」というものが決まっていて、ある規格値に入るように作る必要があって、だけど規格値の幅の範囲がどうしても必要で、その幅の大きさを時間のズレに換算すると10万年に1秒くらいになる…?ということなのでしょうか? どうでもいいようなことですが、気になってしまい…よろしくお願いします。
セシウムについての質問です。実験でセシウムの定量をしていて、原子吸光を用いて測定しています。その時にセシウムの入った溶液の中にカリウムを添加してから測定しないといけないと聞いたのですが、なぜですか? また、カリウムを添加するなら、セシウム溶液(1N塩酸2L中にセシウム20g)に何gのカリウムを添加すればよろしいのでしょうか??